多国籍資本と官僚機構によって睥睨される国家本質を論証したデビュー作。2011年当時の記事を主体とするが、普遍原理を活写しつつ、異様な迫力をもって今に迫る。

小沢一郎疑獄事件、9.11同時多発テロ、グローバリズム、アジア通貨危機、福祉国家の解体、TPP、報道統制、国家破綻……あらゆる世界現象は邪悪な論理(ロジック)によって貫かれている。―我々は何者によって支配されているのか?

終末ニホンを暴くキーワード736を収録。これは言葉遊びに堕ちた現代哲学に唾棄し、「観念」と「現実」との照応を徹底追及した思想書の最高峰である。

貴方はご存知だろうか?金正恩が150以上の国々と通商関係を結んでいることを。 首都平壌が資源バブルに沸き立っていることを。そのような莫大な投資マネーが 欧米やアジアや中東の各国から流れ込んでいることを。日本とアメリカが彼らの核開発 を援助したことを。世界は北朝鮮など全く脅威と見なしていないことを。「狂人的な独裁国 家」という北朝鮮像はインフォテインメント(報道番組を偽装したワイドショー)の中にしか 存在しないことを。そしてそれを知らないのは日本人だけであることを……。つまり我々は マトリックス的な二元世界の営みに在るのだ。

待望のベストセラー続編が堂々完成！（電子版はパブーでお求めいただけます。）

崩壊社会に生きる次世代に向けた渾身の201社会学概論集。

世界が絶賛したストリート・アーティスト 281_Anti Nukeとのコラボが「論集＋画集」として実現した。

ブログマガジン「独りファシズム Ver.0.2」（2014年5月-12月）の書籍化。本稿執筆中に突如逝去した極右作家・高橋博彦とのディアレクテーク（対話集）を中心に64編を収録。（10月28日キンドル版完成。）

支配論理を暴く暗黒の箴言集第４弾。もはや＜国家＞は存在しない。我々が帰属する体系とは、＜帝国＞の領土におけるコミュニティに過ぎないのだ。言葉とパラグラフ（解説）のシンプルな対置は一瞬にして観念の発火をもたらし、直感的な世界理解を可能にするだろう。